りんご生産販売

りんご原産地は中国・天山山脈、コーカサス地方です。そこからアナトリア（トルコ）、ギリシア、ヨーロッパ、さらにアメリカへと伝わりました。

　日本で“りんご”の名が記録されたのは平安時代の中頃（918年）ですが、それは中国 から渡来した「和りんご」とか「地りんご」と呼ばれる粒の小さな野生種でした。今日のようなりんごがつくられ始めたのは、まだ130年ほど前のことです。1871（明治4）年に開拓使がアメリカから75品種を輸入し苗木を全国へ配布しました。その結果、りんごは信州や東北地方などの比較的冷涼な地域に適していることが分かり、新作物として普及しました。冷害でお米が実らない年でも立派に実をつけることができ、寒冷地では重要な作物です。

りんごは体に良い果物として知られています。他の果物と比べても、りんごはとくにカリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維、ビタミンＣ、有機酸が多く含まれています。

　たとえば虫歯とリンゴ （お子様へ）

　シャキッとした歯ざわりのリンゴは、虫歯予防にも役立ちます。これはリンゴの果肉が歯についた食べかすを落とし、きれいにする作用があるからです。ヨーロッパなどではリンゴを「自然の歯ブラシ」と呼んでいます。
また、歯ぐきの健康にもいいので、食後のデザートに最適です。

　たとえば美肌とリンゴ （大人の方へ）

　美しい肌を保つためには、まず健康であることですね。
健康の条件として体の中でいらなくなった物を運び出す血液が弱アルカリ性に保たれている必要があります。肉や魚、穀類などは酸性食品なので、アルカリ性食品のリンゴなどを食べ、バランスをとることが健康を保ち、美しい肌にも効果的です。